日本における西洋料理

日本における西洋料理

日本における西洋料理の受容には、いくつかの縦軸があります。中国を経由して入ってきたものや、たまたま漂流してきた外国人によって伝えられたものに関しては、正式な歴史ではないところでかなり古いうちから見出せます。しかし、歴史にはっきりと記されているところでは、ポルトガルの船が長崎に来航したところを始まりとします。

 

西洋料理は、主食にしても、スープにしても、動物の肉が欠かせません。しかし、日本においては、7世紀から獣肉を食べることが禁じられていたと言われています。特に仏教文化を貴ぶ社会では、獣肉は厳しく禁じられていました。ですから、肉を用いる西洋料理はそもそも、日本人に馴染みのないもので、受け入れがたいものだったことがわかります。

 

江戸時代では、幕府はキリスト教を排除するために「寺請制度」、つまりすべての人をどこかしらの寺の所属にすることを義務付けました。日本人総仏教徒制度です。このことで、日本人全体で肉食はタブーとなったのです。ただし、猟師の料理としては、伝統的に肉は食されていたようですが。

 

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